花とゆめ5号感想

次号はお休みか～。
長いな～。

●花とゆめ5号感想●

▼ローリィの登場について
この人が登場すると、一気に画面が華やかになりますね。普通そういうのってヒロイン・ライバル・相手役の登場時の表現なんじゃないかと思いますが、スキビでは誰もローリィに勝てません。
電話の件容については、また後ほど。

▼モー子さんの登場について
スキビに出会ったのが遅かったので、生モー子さんとの初遭遇です。ちょっぴり感動してしまいました。やっぱり彼女は美人だなぁ。
乗らない仕事は断るべきだとスッパリ言ってくれたので、すっとしました。立派な女優になりたければどんな役にも体当たりで臨むべきだろうけど、偏った仕事ばかり受けてキョーコに悪役専門のイメージが付いたら目も当てられないですもんね。
仕事があるうちが華とは言うものの、モー子さん自身も『美人だけどはたから見たら不幸な役』ばかり依頼されてみたいで、ちょっと可哀想かも。イメージが定着してしまう前に、彼女たちにはいろんな経験をしてもらいたいな。
（私は完璧な美女役しか演じられない女優に好感を持てません。某京子さんとか某恭子さんとか……。演技も下手で見てられない）

▼モー子さんがごまかした話題について
アイスクリームが売れない寒い冬こそ新商品の発売も多いと思うのですが、私の気のせいなのでしょうか。冬に出して様子を見て、その調子を見つつ夏に攻勢をかけるイメージなんですが……。
まあ、それはさておき、あんな苦しい言い訳をしてまでごまかした不破尚の話題って何だったのでしょう。軽い沢ロケから2、3ヶ月ほど経過しているはずなので、新曲がオリコソチャート1位とか？　でも、そのくらいならV・Gデビュー前も果たしていたわけだから、ミリオンセールス・レコ大の最優秀新人賞候補(たぶんデビュー時期から考えて、前の年の選考には入っていない)・紅白のトリ決定(12月に入っているから発表されてもおかしくない)あたりかしら。海外進出……はないだろうな、きっと。
でも尚がどれだけ活躍しようと、キョーコなら「敵に不足はない」とか「そうでなくちゃ倒し甲斐がない」って言いそう。モー子さんが心配するほど落ち込む……ことはないと思う。
「キョーコと一緒に～」と言ったときのモー子さんの表情は色っぽかった。狂喜乱舞するキョーコを見て、はじめて下の名前を読んでもらえたことに気付きました。蓮が「キョーコちゃんorキョーコ」と呼ぶようになったときもこんな風に喜ぶんでしょうか。カチカチに硬直する図なら容易に浮かぶんですけど。

▼ローリィの登場について(2)
どこから持ってきたんだろう、あの海賊船……。ものすごく気になります。あんあでかい物が入れる事務所の構造も気になりますが、何を言っても「ローリィだから」で済まされちゃうんでしょうね。唖然としているキョーコとモー子さんも可愛い。
キョーコはローリィにラブミー部の依頼をされて、久々にその存在を思い出したっぽいです。DMの撮影に入ったころから活動をしてなかったんでしょうか。そういえばモー子さんとも久しぶりに会ったようだし、本当にずっと何もしてなかったのかな。マネージャーが付いていないようだから、そこまで忙殺されていないんだとばかり思ってました。
でも、今回の依頼もキョーコだけなんですね。モー子さんもいるのに、乗り気じゃないキョーコに頼むんですね。モー子さんが志願した場合はどうなるんだろう。

▼貴島秀人について
正直、容姿は目尻の書き方以外、蓮との違いがわからない。
顔はいいけど、抱かれたい男ランキングトップ10には載ってなかったし、人気はないのかしら。
『未緒』を『美緒』と間違えたり（彼のセリフだけだから写植ミスじゃないはず）、キョーコをさらりと貶めたりと、性格は論外。
蓮から共演女優の携帯番号を聞こうとして知らないと言われると「役に立たない」と返すし、あんた何様やと。私なら番号を教えてもいない人間からプライベート用の携帯にくだらない電話がかかってきたら、まず間違いなく着信拒否して『キモ男』の烙印押します。ついでに勝手に番号を横流ししたやつとも縁を切ります。もし蓮が番号を知っていて知らないフリをしたのだったら、かなり見直すんだけどね。きっと本当に知らないだけなんだろうな。
でも、NYに行ってしまったレイノの代わりに、こういう軽薄な男がキョーコにちょっかいを出す→蓮爆発という展開もありそうですね。

▼DMの今後の展開
貴島のセリフに「今後美緒が美月の味方になる」とあったのですが、未緒は主人公側についちゃうんでしょうか。ちなみに、私の最終回予想はこんな感じでした。
・本郷家の当主（操と未緒の父）に嘉月の正体がバレる。
・揉みあっているうちに嘉月が本郷家の当主を刺してしまう。
・その場面を未緒と美月が目撃。
・美月の悲鳴で本郷家の面々が集まってきて大騒ぎになる。
・未緒が父親にトドメをさし、残りの本郷家の面々も殺し屋敷に火を放つ。
・微笑みながら炎に包まれていく未緒。彼女は嘉月と美月だけを見逃す。
・未緒が罪を被ったことで嘉月と美月は本郷家の呪縛から逃れてEND。

『炎に包まれながらも誇りを貫いて死ぬ未緒』というのが、古いサスペンスものの定番で、かつ未緒らしい最後だと思います。改心して美月と仲良くなる未緒って想像が付きません。利害の一致で手を組むのなら納得できるけど。

▼蓮の独白について
キョーコの魅力に気付いている人はもう結構いると思うんだけどな。魅力の種類が違うかもしれないけど、だるま屋夫妻に奏江やマリアやローリィ、社さん、尚やレイノ……。
ガマ口の中に入っているのがコーンだと知るカットは、99話で抱き合った後のようですが、そこでやっぱり何もせずに終わったヘタレっぷりに呆れました。ストレスが溜まるくらいなら、早く行動しろよ。
ここは是非とも二人きりでいる時にあの場面を思い出していただかないと。

▼クー・ヒズリーについて
？？？　保津周平って死んだんじゃなかったんですか？
コミックス10巻でクィーンレコードのスタッフが、今は亡き保津周平の葬儀の話題をしていたはずなんですけど。
さらには蓮の父親だと思っていたので、捏造した蓮の過去話も考えていただけにショックが大きいです。細かいところを直さないと……。

生きているのに葬儀を行った理由について、仮説を立ててみました。
[1]海外進出にあたって、表向き死んだことにした。親しい人間以外は死んだと思っている。
[2]生前葬を行った。
[3]そういう趣旨のイベントを行った。
[4]飛行機事故などで遺体が見つからないまま葬儀が行われ、その後、生存が確認できた。

[1]については、死んだことにして名前を変えても、顔や声が同じだとすぐにバレそう。整形などで誤魔化すほどのことでもないと思う。こんなことをする意味がわかりません。
[2]については、芸能人ではオ○ョイさんこと藤村俊ニさんが生前葬をされてますが、保津さんの場合、するにしても若すぎると思います。
[3]なら、悪趣味すぎるとは思うものの、あり得ないこともないかな……くらいには思えます。今月放送予定の『和■アキ子殺人事件』でも、撮影用の葬儀会場を見た一般人が問い合わせしてきたというし、何らかの誤報が全国に伝わってしまったら、そういうこともあるかもしれません。（20年前なら）
[4]これが一番納得できるのですが、「今は亡き」としっかり書かれているので、やっぱり矛盾してますよね。[1]なのかな？　[1]しか考えられないよね。でも、指名手配とかされてないかぎり、そこまでする必要性が考えられないんだけど。それに、今まで蓮は日本人の父とアメリカ人の母の間に生まれたと考えていたけど、父親もアメリカ人という可能性が出てきましたよね。日本人のフリをして俳優活動→ハリウッド進出という流れを親子で辿っているのかもしれません。そう考えると、蓮のDMにかける思いがどんなものなのか

▼ローリィからの依頼について
冒頭の電話の相手がクー・ヒズリーなのは間違いないとして、「むこう＝蓮」「彼女＝蓮の母」「その話＝蓮とクー・ヒズリーの対面」かなと思いましたが、実際はどうなんでしょう。息子を連れ戻しに来たとも考えましたが、親子仲がいいとは思えないし……。
役をクビになったという蓮の過去を見る限り、ハリウッドスターの父親の威光の届かないところで下積みしていたようだし、俳優になることに反対されていたか、実力であがってこいと千尋の谷に突き落とされたか……。
どう考えてみても、それと暴力沙汰のシーンのつながりがどうしてもわからないんだよね。

▼総括
タダでさえ多かった登場人物の謎が増えました。
これから一気に明かされていくんでしょうが、それはそれで寂しいような気もします。