地下歓楽街―Information―
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まずはプロットというあらすじを作ります。
私の場合はテキストエディタ(秀丸)を使用し、ここでセリフとページ割も決めてしまいます。
セリフはそのまま吹き出しに貼れるように、すでに改行位置まで決めてますが、プロットやセリフを入れる段階で変更する事もあります。
これはネーム。コマ割りや全体の構図を決めるために描くものです。
私は、A4のコピー用紙を半分に折ってホッチキスで留め、中綴じ冊子状態にしたものに描きます。
コマ割が単調にならないように、左右のページのバランスが悪くならないように、読むときの順番がややこしくならないようにということに気をつけています。
テキストエディタにセリフが入っているので、ここでは吹き出しの中にはほとんどセリフを書きません。
下書きをしたところ。
枠線・吹き出し・目だけ先にペン入れしてしまってます。
ペン入れが終わったところ。
下書きの線が適当なので、ペン入れする際にどの線を選ぶのかでとても苦労します。
消しゴムをかけました。
余分な線が消えてすっきりするので、私はこの作業が一番好きです。
ベタ(塗り潰しや蓮の髪のツヤベタ)を済ませてスキャンしたところ。
私はツヤベタ作業が大嫌いなので、この時点では蓮を描くんじゃなかったと後悔しています。
見る分には好きなんですけどね、ツヤベタ。自分でやるのは嫌い。
セリフ入れ・書き文字入れ・トーン貼り・局部修正等をおこなって完成。
私はここだけデジタルです。
こんな感じの事を流れ作業でやってます。
時間がかかるのは下書き、次にペン入れです。
今回は全24ページの漫画を描いて、プロットから仕上げまで約1ヶ月かかりました。
有給は取ってません。平日も頑張りました。