花とゆめ24号

感想は後ほど

■Up!!■ Ura:ラクガキ2点掲載
1点はブログに掲載していた非工口。もう1点は48手のボツ絵。
更新ペースが落ちた場つなぎに……。

 

 

●花とゆめ24号感想●

[2006/12/05]Up

感想を一言でまとめるなら『やっと重い腰を上げたか、敦賀蓮。行動遅ぇよっ！！』に尽きます。

密かに前号でキョーコが「気持ちいい」とか言いながら膝枕してるところで、このまま陽気に誘われて眠っちゃえ！　そして先に起きた蓮にキスされたところで目覚めるんだ！　などと思っていたので、いきなりレイノが出てきたときに、もしや、と希望通りの展開を期待してしまいました。
まあ、寝顔を下から鑑賞されていただけでも、キョーコにとっては衝撃だろうけど。
……結局、蓮は寝た（眠れた）のかな。個人的にはキョーコがすぐに寝こけたから、寝ないでずっと観察していたとしてもOK。携帯のカメラで撮って、ソレを待ち受けにしちゃったりしたら、さらに◎。つか、そのくらいはして欲しい。

夢の話に戻すと、キョーコが蓮を「神の寵児」と言ったことに対してとっさにモーツァルトが浮かびました。モーツァルトの名前にアマデウス（＝神の寵児）が入っているのは有名な話だけど、蓮の役は音楽教師という設定だったし、これからの展開……というか、DMの撮影終盤で何かに使われるんじゃないかな、と勝手に邪推。……個人的にはショパンよりもモーツァルトの方が好きだし、スキビは何が今後の伏線になってるのか読めないからね。

で、起こしてくれなかったことをなじられた蓮が「あまりにも無防備…（中略）眠っていたから可愛……相かと（以下略）」と、言い訳しながら本音を漏らしたところに苦笑してしまいました。無防備だからそれをいいことに寝顔を堪能して、しかもうっかり「可愛い」と言いそうになって取り繕ってる感じが、腹立たしいやらむず痒いやら。そこでちゃんと本音をぶつけろと、社やローリィじゃないけど小一時間説教したい。私はせっかちなので焦れったいのは好きじゃないのです。たぶん私がスキビ世界の登場人物だったら、社さん以上に世話をやいていたと思う。（おやじ好きなので蓮に惚れることはあり得ない）

私の書く蓮が変態（私のかわりにキョーコをいじめる）か哀れかに二極化していることからもわかっていたけれど、私は報われない蓮を見るのが結構好きだったりします。とっとと告白して、万が一玉砕したとしてもそれはそれでおいしいと思うくらいには。そんなドSだから、むなしい受け入れ態勢で固まってる蓮には萌えました。その直後の目が点になっているカットも。

フジ子ちゃんスタイルについて
あんなでかいものを仕込んでるのに、蓮は膝枕してもらってる最中に気がつかなかったんでしょうか。キョーコが寝ているのを見計らって、太股撫でたりとかしてないのかな？　←私なら間違いなくします。

「俺が守ってあげるのに」について
この言葉を何ヶ月待ったでしょう！　レイノによるストーカーエピソード自体、蓮(と尚)を焚き付けるためにあったというのはわかっていたのに、この台詞を引き出すまでがひたすら長かったです。
キョーコがあっさりスルーしたのはしょうがないかもしれないけど、その後に蓮に向けた微笑みと絶対の信頼は恋心の一歩手前という感じがして、これは蓮が押しても大丈夫なのでは？　と思わずにはいられなかった。
コーンを見つめながら頬を染めてるキョーコのカットとか、思わず抱きしめたくなるくらい可愛かった。いいもの見たな、という感じ。でも、ナゼか蓮の破顔は照れくさくて正視できない。目を点にしていたり、ムッとしているギャグ顔の方が好きという意見は少数派かな……。

ビーグルの動勢について
結局、スパイ君は尚に寝返ったってことかしら？　私はロンゲ男がミロクという名前だと明かされた時点で、このバンドの歌はお経としか思えなくなりました。残りのメンバーの名前も、アシュラとか、ボサツとか、シヴァとか、とにかくそのへんの仏教か霊的な名前だとしか思えなくなってる。しかも、衣装まで袈裟に脳内変換されてるから見ただけで吹き出しそう……。
レイノがキョーコへの猛攻に出るようだけど、実害が出ない限りガンガンいってくれと思う。好きじゃないけど、蓮を動かすにはこのくらいの変態の脅威がないとね。

思い出し笑いしている蓮と社悪魔について
私は黒い社さんが大好きです。「些細で小っぽけな伸展に喜びを噛みしめている」とか、ずばっと鋭くつついてくるところが最高！　まるで私が思っていることを代弁してくれているよう。
悪そうな顔して焚き付けるあたり、自分を見ているようで気持ちよかった。

蓮を待っているキョーコについて
何この笑顔！　キョーコ可愛すぎです。この笑顔を見てしまったら蓮じゃなくてももれなくオチます。
……だからとっととモノにしろ、蓮！！

と、キョーコの気持ちそっちのけで絶叫していました。
続きが楽しみだ～。